2011年5月17日火曜日

すっぽん料理 今では女子の美容?

【近ごろ都に流行るもの】

 すっぽん料理といえば、エライおじさま方の接待…との想像は昔の話。今や女性客で盛況だ。お手ごろ価格、上品で多彩なアレンジなどの企業努力で、「高い、グロい」のイメージも一新。女性好みのコラーゲン豊富な美容食として人気が高まっている。(重松明子)

 JR新宿駅南口から徒歩5分。「すっぽん田一(で
んいち)」は、11席のカウンターが全員女性客で埋まる夜もある“女子の隠れ家”である。

 平成20年に開店。和食の枠にとらわれない、すっぽんと季節の食材とのマリアージュが新鮮だ。7品にデザートのついたすっぽん革命コース(7140円)を注文すると、カキやキノコと合わせたすっぽんジュレのパスタや、カボチャの蒸し物の中にすっぽんと豚の BURBERRY
合いびき肉が入っていたり…。鍋も1人分ずつ提供。すっきりかつコク深いコンソメのようなスープが、プルプルのゼラチン質や肉の滋味と柔らかに溶け合う。

 白ワインとともに食べていた、埼玉県在住アラフォーマダム2人は初来店。「バラエティー豊かで、すべてにすっぽんのだしが効いておいしい」「生き血を飲んで以来、グロテスクなイメージが抜け
ずにいたけれど、今回はクセがなく、とても食べやすくて身近になった」と満足げだ。

 「『肌の調子がいいから』と、月1、2回ペースで通うお客さんもいます。決して女性狙いでオープンしたわけではないのですが」と松島健太調理長。素材はすべて「飼育環境が素晴らしい」とほれ込んだ「佐賀はがくれすっぽん」。生産者との直接取引でお手ごろ価格 メイプル rmt
を実現させた。

 同店で特別に販売している、佐賀はがくれすっぽんのサプリメント「すっぽん小町」は発売4年で200万袋を出荷する通販限定のヒット商品だ。「すっぽんはコラーゲンだけでなくコラーゲン生成に必要なアミノ酸も豊富。美容イメージが広がり、昨年から注文が急増しています」とは販売元のていねい通販。

          バーバリー
          ◇

 所変わってJR総武線亀戸駅北口のすっぽん料理「海鮮」を訪ねた。

 店主の工藤均さんは「5年ほど前からインターネットで調べて来る30歳前後の女性が増えてきた。昔は『精力剤だ』なんていうオヤジ連中ばかりだったが、今では若めのアベックが6割、女性同士が3割で男同士は1割ほど」。

 不景気で UGG 店舗
しぼむ接待需要と入れ替わるように美容需要が台頭している。メーンの1万500円のコースをリピーター会員限定で7350円にしたり、女性グループ割引など多様なサービスで集客。「『次の日違う』『エステより安い』って通ってくれるんだから驚いちゃう」と笑う工藤さん自身、55歳にしてはお肌にハリが! それを指摘すると「毎日味見してるからね」。


 主に使っているのは静岡?浜名湖産の服部中村養鼈(ようべつ)場のすっぽん。透き通った上品なスープ、頭や足がわからないように細かく包丁を入れたすっぽん鍋は通信販売も行っており、冬のピーク時には月100件の注文を受ける人気だ。9月発売の「anan(アンアン)」(マガジンハウス)で女子会向けの「お取り寄せ美容食」として紹介される
など評判は全国に。「クチコミしてくれるから、女性はありがたい」と工藤さん。

 古来「執念深さの象徴」に例えられてきたすっぽんだが、今時の女性の美への執念もすっぽん並み?

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引用元:sun rmt

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